弊社のステンレス取扱製品一覧です。ステンレスパイプ販売品・鋼材販売品は長さ2~3mまで(4mの場合は切断)、又は、ご希望の長さで切断して日本全国へ迅速に発送致します。
(3m以上の場合は「お引取り」となります。)
なお、ページの下方には「ステンレス鋼の歴史・特徴・用途・表面肌の仕上げ」について掲載しておりますのでご覧ください!
ステンレス製品 - STAINLESS PRODUCT
取扱製品一覧
ステンレスパイプ販売品
化粧パイプ(化粧管)用 継手等販売品
ステンレス鋼材販売品(形鋼)
ステンレスフラットバー販売品(鋼材)
ステンレス丸棒(棒鋼)販売品(鋼材)
ステンレス板 販売品(鋼材)
ステンレス継手・その他 販売品
ステンレス鋼の歴史・特徴・用途・表面肌の仕上げ(研磨)
ステンレス鋼の歴史
フランスの鉱山技師ベルチィエは、まだ誰も試みていない、もろい金属のクロムと鉄の合金を作った。それは炭素濃度高い鋼で作った為、硬度は高いが非常にもろかった。
しかし耐酸性に優れたウェロクロムを完成させました。
イギリスのシェフィールドRAハドフィルドは鉄とクロム研究を行った。その研究過程で合金鋼の権威的研究者の「クロムは鉄の耐酸性を劣化させる」という誤った報告を信じた為、同じシェフィールドのHブレアリーが刃物用のステンレス鋼の発明者となりました。
鉄・クロム・ニッケル合金(ステンレス)の発明はヨーロッパの複数の国や人物により多くの改良や発見を経て鉄合金製作の積み重ねの結果でした。
この事がステンレスの特定の単一研究の発明・発見とは言えない理由です。
ステンレス鋼の発明者はイギリスのブレアリー名が挙げられますが彼自身の研究と言うよりはステンレス鋼の耐食性に初めて気づいた事、そしてステンレス鋼の長所を認め、
ステンレス製品を世に出した事が評価されているといえます。
ステンレス鋼の特徴
ステンレスパイプ、ステンレス鋼材に含まれるクロムが空気中の酸素と反応し皮膜を形成。ステンレス鋼の表面に直接、酸素が触れない為、錆びにくい。
また、ステンレス鋼の皮膜は硝酸に対しては大きな耐食性があるが、硝酸・塩酸に対しステンレス表面は耐食性が少し低い。
私たちがよく目にするステンレスパイプ、ステンレス鋼材はオーステナイト系ステンレス鋼(例えばSUS304、SUS316、その他)であり、そのステンレスパイプ、ステンレス鋼材表面に磁石は付かないが、フェライト系ステンレス鋼(例えばSUS430など)はその表面に磁石が付きます。また、マルテンサイト系ステンレス鋼は強度があり、摩擦にも強いようです。
ステンレス鋼の用途
ステンレス鋼は絶対錆びてはいけない医療器具、食品工場、厨房施設、化学薬品を扱う為の器具、また鉄道車輪、船舶、工具鋼などステンレスは幅広く使用されています。
公園、橋、陸橋のステンレスの手すりなども永年塗装しなくても済むので使用されており、家庭に於いてもステンレスはお風呂や台所の水回りなど湿気の多い所にも使用されています。
ステンレス鋼の表面肌の仕上げ(研磨)
ステンレスは用途により色々は表面肌の仕上げが施されています。まずステンレスNo.1の肌はグレー地に白い粉が吹いた様でザラザラしています。これは表面を酸洗いしたものでステンレス熱間圧延品と呼ばれていてステンレス構造物の材料やステンレス製品の母材となっています。ステンレスNo.1仕上げの名前の由来はステンレスを熱間圧延する工程で第一番目にできる出来るステンレス製品なのでNo.1と呼ばれているようでステンレス酸洗品とも呼ばれます。2Bはステンレス鋼を冷間圧延後、焼鈍と酸洗を行い、そしてそのステンレス鋼の肌は調質圧延を行い暗いシルバー色の光沢のある製品でステンレス鋼を冷間圧延する第二番目の行程で出来るステンレス製品なので2B仕上げと呼ばれているようです。ステンレス鋼では一般的です。
BAは冷間圧延後、光輝熱処理と調質圧延を行い光沢のある仕上げで2Bに次ぐ一般的です。No.4仕上げは2BまたはBAの素材に研磨加工を施した仕上げのステンレス研磨材で一般的にステンレス厨房や建材に使用されています。
HL仕上げは2B仕上げのステンレス素材に毛髪状の研磨目を施したステンレス製品で手すりなどに多く使用されています。
No.8仕上げは2BやBA仕上げのステンレス素材に800番のバフ研磨を施し鏡面の様な光沢を持った仕上げで鏡や装飾建物や装飾金具などに使用されています。